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    「叱る」、「泣く」は力が要る。

    2009.02.06 Friday 21:55
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      JUGEMテーマ:学問・学校

      久々に子どもに涙を見せてしまった。

      今日は自分の思いを整理するためのウェブログなので、見る価値はありません。

      悪しからず。
































      今日は県上毛かるた大会の最終練習日。

      図書室には、いつものように県大会に出場する5人と、惜しくも県大会出場を逃した8人が肩を並べていた。

      今日もいつものように始まり、いつものように終わろうとしていた。

      最後の一本のとき、自分はこう言った。

      「これが、今年度、学校でやる最後の練習だよ。」と。

      すると、ある男の子は目の色が変わった。


































      その子は、去年、郡大会でAチームに敗れて、悔しい思いをした子だった。

      先輩の出る県大会に帯同し、応援席からレベルの高い試合を目の当たりにした。

      たくさんの刺激を受けて帰って来た。

      「来年こそは県へ」

      その熱い思いを胸に、郡大会に臨んだ。

      もちろん、彼はAチームのキャプテン。

      利き手である右手骨折を物ともせず、左手で2ヶ月間取り組んできた。

      逆境を吹き飛ばし、不屈の精神と素晴らしいキャプテンシーで戦ってきた。

      顧問をしていた自分は

      「この子は県へ行ける」

      そう確信していた。

      どんなときでもコツコツ練習を重ね、常にみんなを引っ張っていってくれる。

      彼に神のご加護がないわけがない。

      そして今年は彼にとって最後の大会。

      しかし、予選でまさかの1敗。

      しかも、最後の、最後の1枚を取れば勝利を収めていた。

      なんとなく気付いてはいたのだが、その子の体調は最悪だった。

      前日には高熱が出ており、本番も出ようか出まいかと考えていたようだった。

      きっと辛い状況だったに違いない。

      それだけに、この子の調子を察した時点で、何か策を考えてあげなければいけなかった。

      しかし、今考えても、どんな状況でもチームのセンターはこの子しか有り得なかったし

      しかも、体調のことを隠してまで戦いたいと願う彼をはずすことはできなかった。

      彼がいて負ければ、自分だけでなく、チームのみんなも納得できると思ったから。

      (多分、自分の判断が間違っていたんだろうな。)

      それが最後まで響き、枚数では圧倒していたものの、県への切符は唯一負けたチームの元へ。

      そこまで手にあったものは零れ落ちてしまった。

      帰りのバスで、みんなが話に盛り上がっている最中

      終始俯いていた彼のために、自分は話し掛け、笑わせようとすることしかできなかった。

      しかし、彼の表情はバスから降りる最後まで晴れることはなかった。































      そして、練習が終わり、自分はみんなの前で話し始めた。

      まずは、日曜は朝が早いから、遅れないようにね、と。

      そして、物寂しそうな彼を見て、ふと言ってしまった。

      「Aくんは今日で、小学生としてのかるたは終わります。」と。

      さっきまでほんわかしていて、楽しく終わろうとしていたみんなの表情が変わった。































      自分はこう続けた。

      「彼は、去年悔しい思いをして、『今年こそは』って思って練習していた。」

       でも、彼は県には出場できない。

       負けたからね。

       でも、彼は県に出るみんなのために練習に参加してくれた。

       6年生1人だけなのにさ。

       彼は口には出さないけど、すげー悔しいと思うよ。

       だって先生がこんだけ悔しいんだから。

       それ以上に悔しいに決まっている。

       だから、県に出場できる人はこの人たちに感謝しなきゃいけない。

       あなたたちは、学校の、町の、郡の代表なのです。

       みんなの周りの、たくさんの人たちのために、戦ってこよう。」 






























      冒頭に戻るが、話している最中に泣いてしまった。

      「俺の分までがんばってくれ」

      彼の強い思いが、胸に突き刺さった。

      やるっきゃねーだろ。




























      さぁ、いこう、みんな。

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      2019.02.21 Thursday 21:55
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        Comment
        確かに結果がすべてではないね。
        でも、その結果がその子を形成する一部分にはなるんだよ。

        子どもは自分自身では目標を持ちづらい。
        抽象的になればなるほど、努力ができなくなる。
        だから、大人が分かりやすい目標を立てられるように支援する。

        負ける経験は必要。色々考えられるしね。
        でも、登りつめる経験はもっと必要だと考えます。
        だって、大多数の人間が前者のみ経験しているし、今後とも経験できるから。
        できることなら、高みに上ってみたあとの、何とも言えない気持ちって、すげぇ大切だと思うな。

        様々な経験をしてほしい、今日このごろです。
        いいね、こういうの。
        その子はとてもよい経験をすることができたね。
        優勝するとか、県大会に出るとか、何でも結果ばかりを気にすることは本質的に良いとは個人的に思いません。
        それが全てだ、なんて言うような大人が増えていては今の世の中、いけないような気がします。

        人を競わせ(決してそれがいけないとは言ってませんので悪しからず)、ランクに置き換えることが理論的にいくらでも可能であったとしても、本人の努力とは裏腹にやりきれなさ、理不尽さ、不条理といったものを感じるのが人間のあるべき姿なんだと思いますね。そして、「またうまくいかなかった」「悔しい」そういった心の葛藤を抱く力があるからこそ、人間というのは愛すべき存在であり続けるんでしょうね。
        その子は絶対強くなれるよ。

        シ●マもこういう経験をした子のそばにいることができて良かったですね。
        後日談等聞けたら幸いです。
        • T★P
        • 2009/02/10 9:40 AM








           
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